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コンクリートくずとは

廃棄物処理法で定められる産業廃棄物は大きく20種類に分類されています。中には複数の廃棄物をまとめて分類しているものがあり、その代表例と言えるのが「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」です。ここでは、そのうちコンクリートくずについて、がれき類との違いや処理方法などを解説していきます。

「産廃担当者が知るべき廃棄物処理法」を1冊にまとめました

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「産廃担当者が知るべき廃棄物処理法」を1冊にまとめました

新しく産廃担当者となった方向けに、廃棄物処理法を中心に知っておくべきことを簡単に紹介します。

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1. コンクリートくずとは

コンクリートくずとは、コンクリート製品の製造過程などで生じるコンクリートのかけらや不良品などの廃棄物のことです。廃棄物処理法などで定められている産業廃棄物の種類では、「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」として分類されています。

  • コンクリートブロックくず
  • インターロッキング(コンクリートブロックの一種で舗装に用いる)のくず
  • 石膏ボードくず
  • セメントくず
  • モルタルくず(セメントに水・砂を混ぜた建築材料)のくず

など

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2. コンクリートくずとがれき類の違い

コンクリートくずと類似しており、混同されやすい廃棄物が「コンクリートがら」です。コンクリートがらとは、建築や解体工事の際に排出されるコンクリートのがれきのことです。略して「コンがら」と呼ばれることもあります。
コンクリートがらは、廃棄物処理法における産業廃棄物の種類では「工作物の新築、改築又は除去にともなって生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物」に分類されます。したがって、コンクリートくずとは別の産業廃棄物として、取り扱わなければなりません。
なお、この分類名は長いことから、略して「がれき類」と呼ばれるのが一般的です。環境省の通知などにも用いられており、公的な表現としても通用しています。

同じコンクリートのくずでも生じた場所により、コンクリートくずとがれき類に分かれて違う産業廃棄物として分類されることを理解しておきましょう。

  • コンクリートくず・・・「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」に分類
  • コンクリートがら・・・通称がれき類「工作物の新築、改築又は除去にともなって生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物」に分類

しかし石膏ボードの分類は例外です。以前、製造工程で生じた廃石膏ボードは「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」、建築や解体工事の際に生じた廃石膏ボードは「がれき類」と、廃石膏ボードが排出された状況によって扱いが異なっていました。
現在は、排出された状況にかかわらず、「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」として扱われることになっています。

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3. コンクリートくずの処理について

コンクリートくずの処理状況と処理の方法についてご紹介します。

コンクリートくず等の処理状況

環境省が発表した「産業廃棄物の排出・処理状況(令和元年度実績)」によれば、「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」は全体の79%が再生利用、6%が減量化、16%が最終処分されています。 産業廃棄物の中では、比較的リサイクルが進んでいると言えます。しかし、再生利用率が上位のがれき類や金属くずは全体の約96%がリサイクルされています。コンクリートくず等のリサイクル率を向上させる余地は残されていると言えるでしょう。

コンクリートくずの処理方法

コンクリートくずは、かつては埋め立て処分されていました。現在では、そのほとんどがリサイクルされるようになっています。主に、細かく粉砕して再生砕石(小石の代替品)として、路盤材として再利用されたりしています。石膏ボードは、石膏ボードの原料としてリサイクルされたり、セメント原料や土壌改良剤などに再生利用されたりします。

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