2017/05/31

電子委託契約Webサービス er-contract導入事例発表会(開催地:大阪)

説明会レポート

2017年2月24日(金)、大阪市北区(会場:サンケイカンファレンス)にて、「電子委託契約Webサービス er-contract導入事例発表会」を開催いたしました。

関西地方に拠点を置く、排出事業者様41社54名様にご参加いただきました。

 

 

 

開会挨拶

 

株式会社イーリバースドットコム 鈴木 弘幸

 

関西地方での前回の説明会から二年が経過し、多くのお客様にご来場いただいた感謝の言葉を述べ、更に多くのユーザー様にご利用頂けるよう改修を進めていること、説明会にてより多くの内容を吸収していただき導入の契機になればとの挨拶で開会いたしました。

 

 

 

多量排出行政報告支援サービスのご案内

株式会社イーリバースドットコム 向井 淳

 

2016年4月に当社よりリリースされた多量排出行政報告支援サービスの概要についてご説明をいたしました。

「多量排出行政報告支援サービス」とは、当社が提供するオプションサービスの一つで、Excelに必要情報を記載し当社へメールで送ると、行政提出用のデータが届くというものです。このサービスを利用することで、産業廃棄物処理計画書、及び産業廃棄物処理計画実施状況報告書の作成作業が軽減されるというメリットがあります。(全国115行政のすべての最新様式に対応、前年度データ保管可能)

 

 

 

er-contract概要について

株式会社イーリバースドットコム 高野 剛

 

er-contractの概要説明を資料に基づき、ご説明をいたしました。

er-contractを導入・活用する事により、どのようなメリットがあるのかをご理解頂ける内容となりました。

 

e-reverse.com、er-contract機能リリースに関するニュース

お客様にご活用いただきたい最新のリリース情報をご紹介いたしました。

マニフェストの要請通知中の応答状況が確認できるようになります。

廃棄物に対してリサイクル率を管理できるようになります。

 

 

 

er-contract導入事例発表

今回の導入事例発表は排出事業者様2社、処理業者様2社に発表していただきました。

 

排出事業者様 導入事例発表

東亜建設工業株式会社 西日本建築支店 安全環境部安全環境課 伊賀 寛将 様 

契約書に係わる問題

➀廃掃法に抵触する処理の抑止

委託契約書を管理・保管していた際に、委託契約書紛失・契約期限切れ・許可証の期限切れなど、廃掃法に抵触する可能性があり、問題と感じていた。

②人件費・経費等の削減

委託契約書を締結・保管する際に、人件費や郵送等のコストがかかっており、事業所を多数所有していると、委託契約書も多くなり、保管場所として倉庫に保管しているため、スペースコストなどもかかっていた。

 

er-contract導入をした結果

― er-contract導入する事により、保管・管理する契約書の紛失する恐れがなくなり、処理会社様との締結済みの契約内容がWEB上で閲覧共有でき、契約内容を変更したものがあった際にも確認がしやすくなった。

― 委託契約期間や許可証の期限が切れる場合には、事前に情報がメールで届く為、契約切れに気付かず排出してしまう事がなくなり、コンプライアンス強化につながっている。

― 契約書締結の為の人件費・交通費などが大幅に削減され、委託契約書類の保管場所の経費や処理費用などが、電子化されたことより不要になった。

 

 

株式会社藤木工務店 大阪本店 工事部 工務課  綾野 智子 様

 

導入以前の問題点

er-contract導入以前には契約締結や委託契約書の不備が多く、訂正の催促を行うも訂正されるまで時間がかかっており、そのため現場登録・運搬経路登録など、電子マニフェスト運用に支障をきたす事があった。

 

 

er-contract導入後

 er-contractを導入する事によって、Webサービス上で確認・承認が行える事によって、最短で当日中(平均2日)の契約締結が可能になり、コンプライアンス強化にもつながった。

― 印紙税が不要になり、コスト削減につながった。契約金額が大きくなる汚泥・コンガラ関係などの際は特に感じるメリットである。

― 電子契約について指導が必要だが、一度操作をすればすぐに操作可能になる

 

利用後のデメリット

 現時点で電子契約の認知度が低く、処理業者もer-contractへの加入促進が必要

 契約が1ルート毎の契約締結が必要(1運搬・1処分)

 

今後の要望

― er-contractの利用頻度が増えればコンプライアンス強化や諸経費の削減が可能な為、対応できる処理業者様を増やして欲しい。

 

 

 

産廃処理業者様 導入事例発表

株式会社 樋口商店 営業部 小笠原 宏郎 様

処理業者として導入後の所感

 年間2400件の委託契約を締結していますが、er-contract導入する事によりデータで10年間保管されるため、控えの保管が不要になり省スペース化につながった。

 各種メールで委託期間切れ・許可証の期限切れ・承認依頼などをメールで通知してくれる為、当社のモットーでもあります、より「迅速」に対応が可能となった。

 契約時点での内容の確認がしっかりできるため、間違いが置きにくく、メールでも通知が確認できるため、よりコンプライアンス強化につながった。

 

今後の展望

 電子委託契約を締結するにあたり紙面契約とは違い、Web上で契約内容等の確認ができるため、コンプライアンス強化を行い、利用を増やしていきたい。

 

 

吉田実業株式会社 営業部 世良 直樹 様

処理業者として導入後の所感

 紙面契約の際には誤字脱字があると、訂正に時間を要していましたが、電子契約では排出事業者様のマスタ情報を選択するため、間違いが起こりにくい。

 契約締結後、契約件数が多いため、控えの管理が担当営業でも把握する事は難しかったが、電子契約ですと10年間データ保管されるため検索も簡単にすることができる。

 契約内容の変更に関しても、紙面契約で1週間かかっていたものも、電子契約ですと2日ほどで変更可能になるため、スムーズな契約内容の変更ができた。

 

今後の課題

 本社と処理業者は操作など理解をしているが、現場担当者の認識が低い

 利用業者が少ないことから、認知度が低い

 

 

質疑応答

株式会社森組 /堀河 様

Q.電子契約をする際許可証が切れる契約書に対しては、ユーザー側が許可証の更新をしなければいけないのか。

A.契約編集を行い新しい許可証を添付することも可能です。またマスタ情報として処理業者様のアップロードされている許可証をいつでも確認することができます。

 

Q.期限通知が来るという点で、許可証の添付を必ずしなければいけないのか。

A.許可証の添付に関しては、今までは任意項目でしたが、現在は許可証の添付は必須項目となりました。必ず添付しないと、画面遷移が行われない仕様になりました。

 

Q.許可証が切れた状態(更新中等)になる行政に対してその間の対応はどう行うのか。

A.更新中の許可証に関しては、電子委託契約のマスタ画面に更新中の書類もアップロードしていただく事ができ、更新日等も入力していただく事ができます。許可証更新中の期間新しい許可証が来るまでの間、添付もしくはマスタ画面で管理していただく事ができます。

 

淺沼組/硲 様

Q.電子委託契約で、登録をすれば電子マニフェスト上で登録不要になるものというはありますか。

A. 運搬経路登録をする必要はなくなります。電子委託契約の契約内容を電子マニフェストに連携できるためです。

また同時に委託契約期間と契約廃棄物品目も連携されるため契約廃棄物以外や契約期間外のマニフェスト作成ができなくなることでコンプライアンス強化に役立ちます。

 

Q.積み替え保管の場合も同様に連携されますか。

A積み替え保管の経路も同様に電子マニフェスト上に連携されます。ただし、積み替え保管の場合は、第一区間A社→ 積み替え保管 →第二区間B社 → 処分場C社というような多岐にわたる場合は、状況に合わせてお問い合わせいただくことをお勧めいたします。

 

株式会社クボタ/中野 様

Q. er-contractを使おうと思うと処分会社もe-reverse.comとer-contractの両方に加入が必要ですか。

A加入が必要です。e-reverse.comに加入していないとer-contractのWebサービスに加入できない仕組みになってます。

 

Q.追加で契約の場合、通常覚書などで追加品目や最終処分場、期間の変更等をするかと思いますが、紙の契約だと収入印紙が必要になる場合もありますが、er-contractだとこの場合追加の課金は必要ないということでしょうか?

A修正や期間変更、覚書などが発生した際は課金対象にはなりません。あくまでも、新たに委託契約を締結したものが、課金対象となります。ただし、覚書等に印紙などを貼るという場合であれば、元の契約の約款に「本契約は本書及び本書に添付された覚書で構成される」という、記載をしていただくとご安心して頂けると思います。

 

Q.弊社ではグループ6社、4部門利用させていただいてますが、電子署名は排出毎に使う事は可能ですか。それとも、会社に1つしか取得できないものになりますか?

A基本的には1法人様、1電子署名となります。部門ごとに取得をご希望の場合、個別にご相談を承っております。

 

株式会社 イボキン/福井 様

Q.契約期間満了の通知に関してですが、予定数量がオーバーした場合は、予定数量に対しての通知はありますか。

A現状、予定数量に関しての通知はございません。事前に数量がオーバーする事が分かれば、契約書を修正する事はできます。

 

村本建設株式会社 /嶋本 様

Q.今現状、e-reverse.comを分母として、関西だけでer-contractの普及率はどれくらいでしょうか。

Aまだ数%です。

 

 

むすび

 

今回の説明会開催に伴い、アンケートを実施いたしました。その結果、多数の会員様からアンケートのご協力をいただき、大きな反響、様々なご要望をいただきました。

これら会員様の声に対しては、今後開催される説明会や、システム改修等の参考にさせていただきます。

 

 

今後とも株式会社イーリバースドットコム「電子委託契約Webサービス er-contract」を宜しくお願いいたします。

 

※具体的な発表内容、ご要望内容などをご所望される方は、弊社までお問い合わせください。